最近の若い年齢層の人達は、昔と違い生活パターンが夜型になっていますよね。
理想の睡眠時間がとれない10代には色々な危険が潜んでいます。そこで注意したい点についてまとめてみました。
「睡眠の質を上げる」10代の理想睡眠時間は9時間
睡眠時間の理想は10代の場合8.5時間~9.5時間で平均すると9時間前後が必要な睡眠時間と言われています。
しかし実際にこれだけの時間寝ている10代は少ないですよね。全体の半分以上が睡眠不足の状態にあるとも言われています。
とある統計で、1960年代では夜11時までに9割の人が必ず寝ていたとも言われています。
ですが、現代では夜11時ではまだまだ活動の真っ盛りです。
10代の子供もアルバイトをして帰宅が遅くなったり、家でゲームやスマホを使い夜更かしする習慣が増えていますよね。
2000年のデータによると夜23時に寝る人の数は約半数まで減少しています。
学校の朝の開始時間は変わっていませんから、ここで10代の子供の睡眠不足があるのははっきりしていますね。
10代が睡眠不足になる原因
理想の睡眠時間が取れない10代が増えている原因は様々ですが、一番の大きな原因は生活環境の変化でしょう。
親も夜更かしをする習慣ですので10代の子供が寝る時間も必然的に遅くなってしまいます。
世界の睡眠事情を比較してみると、日本人は欧米に比べると睡眠時間が短いと言われています。
アメリカは日本よりも30分長く、ヨーロッパでは1時間半も日本より睡眠を長くとっているといわれています。
このように世界と比べてみても、日本の10代の生活パターンは夜にシフトしていることが分かりますよね。
睡眠不足は昼間眠たくなる原因。勉強や作業にも影響を与える大変非効率なのです。
原因はゲームやスマホなどを使う習慣や、社会全体的に夜型に変わっている点も問題ですね。
10代の睡眠不足がもたらす危険
睡眠時間の理想は10代の場合9時間といわれていますが、その理由は睡眠中に活発になる成長ホルモンの働きに関係しています。
深夜10時から2時までの間に成長ホルモンが活性化されている為、夜更かしをする子供は心身ともに発育が遅れてしまうのです。
10代後半になると急激に体が発育し、背が伸びる時期でもありますよね。
しかし睡眠時間が不足してしまうと平均身長まで発育できない場合も増えてしまうのです。
小学生と比べると、10代になると中学生、高校生の塾通い、クラブ活動、アルバイトなど生活の内容も多様化していきますよね。
不規則な生活習慣が定着しやすい時期なのです。
睡眠不足になると脳の活動にも悪影響になりますので、学習面でも遅れをとることがあります。
10代が理想の睡眠時間をとるコツ。
10代の子供が理想の睡眠時間をとる為にはどんな点に注意したらよいのでしょう。10代の睡眠不足は知能発達や身体的な発育にも悪影響になります。
情緒不安定になる子供も増えている為、理想の睡眠時間をとる為にはまず親がしっかり生活パターンを整えることが大切ですね。
まずは、就寝時間を決めて規則正しく生活をさせることです。
寝る直前までゲームやテレビを見るのは脳が刺激される原因になりますので、早めに寝る準備を整える習慣をつけましょう。
また日頃運動不足の場合は外で体を動かすなど、多少の疲労感をつけることも早寝の秘訣になります。
昼寝時間にも注意しながら、まずは早寝早起きのリズムを作ってみましょう。
大人になってから睡眠障害にならない為にも、今から親も規則正しい生活を始めることが重要です。
親御さんも心身共に疲れが抜けない時は医療機関で相談して下さいね。
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まとめ。
子供の健康管理は理想の睡眠時間をとることが大切ですよ。とは言え難しい年代が10代です。昼間より夜のほうが刺激が強いですからね。
でも、10代の子供たちが睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減少するため、発育にとても悪い影響を及ぼします。
このことは今では誰もが知っていることです。
そのためには親と楽しく夕食を取ってお風呂に入って団らんをしてから”おやすみなさい”との挨拶で寝る。
この習慣が攻めて10代後半にできると良いですよね。家族みんなで睡眠の大切さを見直して下さい。快適な睡眠で健康家族!!